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ペッパーランチ事件第3回の詳細
 私が注目する軸丸 靖子さんの記事です。

ペッパーランチ事件、両被告に懲役10年を求刑
「初犯でも、情状酌量の余地なし」と検察
 大阪・心斎橋のステーキチェーン「ペッパーランチ」で、女性客に睡眠薬を飲ませて拉致し、強姦したとして、強盗強姦・逮捕監禁の罪に問われている同店元店長の北山大輔被告(25)と元店員・三宅正信被告(25)に対する第3回公判が8日、大阪地裁(杉田宗久裁判長)で開かれた。検察側は2人に対し、懲役10年の実刑を求刑した。


公判が行われている大阪地裁(撮影:軸丸靖子) 論告で検察は、「安全なはずのレストランで、食事のために来店した何ら落ち度のない女性を襲った。極めて自己中心的で、周到に準備された計画的な犯行。言葉にするのもはばかられるような、陰湿、執拗で卑劣な行為を行った。女性に与えた精神的な苦痛は計り知れない」と指摘した。

 特に北山被告については、

 「積極的に犯行を主導した。その上、『使用したスタンガンは護身用に購入した』『睡眠薬は自分用に購入した』と主張して、計画性を否定し、罪責を軽減するための虚偽弁解に終始している」

と指摘。

 三宅被告については、

 「北山被告に主導されたとはいえ、積極的に加担しているうえ、女性から奪った現金(約5万5000円)で滞納していた駐車場(貸しガレージ)代を払うという利益にも預かっている。被害者に対しては、犯行から現在まで本人からも家族からも、今まで謝罪がない」

とした。それぞれ罪状を認めていること、初犯であることを斟酌(しんしゃく)しても、再犯の恐れは大きく、情状酌量の余地はないとした。

 この日で審理は終了し、次回9月26日に判決が言い渡される。
 相変わらずプロっぽい文章ですね。

 論告に先立ち、被告らへの情状証人として、北山・三宅両被告の証人がそれぞれ1人、出廷した。

 北山被告の育ての親にあたるという叔母は、被害者への謝罪を繰り返しながら、事件までの被告について「(両親を早くに失ったなどの)家庭の不運によって、性格が曲がったところなどはなかった。事件までは本当に普通にまじめに過ごしていた」と証言。

 「仕事を頑張っている姿を見ていただけに、警察から(事件についての)連絡があってから数日はただ信じられなかった。甥には、もう腹が立って、腹が立って。何でこんなことをしたのか。接見で『何でやったんや』と聞いても、『ようわからん』というばかりで」と、被告へのいらだちをぶちまけた。

 三宅被告の証人には、事件後に心臓発作を起こし、入院中の母に代わって姉が出廷。消え入るような声で、「同じ女性として被害者の方には本当に申し訳ない。恥ずかしい。両親も甘やかすばかりだった。私ももっとしっかり、文字を教えたり、社会教育などをすべきだった。どうお詫びしたら良いか分からない」と泣きながら謝罪した。

 なお、三宅被告の家族からの謝罪文は、弁護人に提出されていたが、被害者側への連絡も、情状証拠としての提出もされておらず、傍聴していた被害者が、検察と代理人経由で「この場(法廷)で行われたことについては受け止めます」と応じる場面があった。 

【編集部注】見出しと本文の一部を修正しました(2007/08/08 17:25)
 実刑判決がでそうですね。

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by sibainu-pu | 2007-08-09 16:21 | オーマイニュース
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